「ジンさん。言われていた資料ができたのでご査収ください。」
「あぁ。助かったよ。ありがとうモモタくん。」
俺は彼から受け取った資料にパラパラと目を通していく。言われたことだけでなく他社比較や補足説明が加えられており、彼の優秀さにまた一つ感嘆の声を漏らした。
「うん……よくできてる。流石だな。」
「いえ、ジンさんの指示の元やってますので。……あ、裏も見ていただけますか...
2025-03-25 14:49:43 +0000 UTC
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突然だけど、友達の様子がおかしい。どうおかしいかというと、形容し難いぐらいおかしい。
「なぁ♡♡今日はホワイトデーなんだぞ?♡なんでそんなに引いた目で見るんだよ?」
いつも以上にベッタリとくっついた友達はどれだけ引き剥がそうとしても離れることはない。僕の方が小さいのですっぽりと覆われてしまい身動きが取れなかった。
「ちょっと離れてって……!大体、まだ登校してる最中な...
2025-03-19 15:05:33 +0000 UTC
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「……ただいま。」
「おかえりチナツ。丁度ご飯できたから一緒に食べよっか。」
「ああ。」
家に帰ると出迎えてくれる男……トウヤ。自分も仕事で疲れているはずなのに顔色ひとつ変えず家事をこなす。風呂も沸かしてくれるし洗濯も掃除もしてくれる。
昔からそうだった。
俺とトウヤはいわゆる幼なじみというやつで、昔から一緒だった。
トウヤは俺と真逆の存在だ。常に周りから好かれ、求め...
2025-03-10 15:08:06 +0000 UTC
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「んっ……んんっ……。」
まだぼーっとする思考の中、僕は目が覚めた。昨日は普通に仕事をして真っ直ぐ家に帰っていたはずだ。だけど、僕には家に到着した記憶がなかった。
特にお酒も飲んでないし、記憶を飛ばすなんてことがあるかな〜?と疑問に思いながら体を起こそうとした。
ジャラッ
「へっ?」
腕を動かすと何か違和感を覚え、僕は視線をそちらに向けた。すると手錠のようなものが手首...
2025-03-04 15:40:29 +0000 UTC
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2月のご支援ありがとうございました!ギリギリの投稿になってしまい申し訳ありません🙇♀️
3月はかなりリアルが落ち着いてくると思うのでたくさん書き溜めたいと考えております。
また、今月はお題箱が特にたくさん活用されていて嬉しかったです!先着順になってしまうので思いついた瞬間に即送っていただけると嬉しいです🙏
今年の2月は雪も多いし寒いしで体調を崩しやすい月...
2025-02-28 14:18:17 +0000 UTC
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「ルカくん、いらっしゃい。」
「お邪魔しますミオさん……♡」
俺には年上の恋人がいる。それだけだと特に珍しくもないんだけど、恋人のミオさんはちょっと特殊だ。
まずはカントボーイであること。それから、彼は未亡人であるということだ。
落ち込んでいたミオさんを元気づけたいと話をしているうちにお互い惹かれていった。
最初はただの歳の離れた友達だったのだが、俺はもうミオさんに...
2025-02-27 15:56:31 +0000 UTC
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コンコンコン……
「……。」
自分の部屋でぼーっとしていると、ノック音が聞こえてきた。それだけで誰がきたか分かってしまう。
「兄さん。いるんでしょ?」
予想していた声と同じ声が俺に向けて発せられる。やっぱり、あいつだ。
「兄さん、無視は良くないよ。ね?開けて。」
「……何の用だ。」
重い体で扉の鍵を開けると、弟は声に反してニコニコした顔で立っていた。
「分かってるのに、...
2025-02-20 02:53:25 +0000 UTC
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「っ〜〜〜!?急になんだよ!?」
「つ、遂に成功したぞ……!!」
目の前にいる男が大きな声を張り上げたと同時に、周りを取り囲んでいた人々が大歓声をあげた。
「ここは、どこだ?」
俺はさっきまで普通にベッドの上にいて、ぼーっとしていたはずだ。それが突然この状況になるってどういうことだろう。
……まさか、最近よくみる異世界転生ってやつか!?
「これでやっとこの国も安泰だな...
2025-02-16 15:39:02 +0000 UTC
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「レンジュくん♡」
「何?」
僕は恋人であるレンジュくんに後ろからギュッとくっついた。だけど、レンジュくんは特にリアクションもせずに僕を軽くあしらう。
「あ、ごめん……。えと、レンジュくんって甘いもの好き?」
「……普通かな。」
「そ、そうなんだ!」
「……。」
なんだか気まずい。僕も気の利いた返答が得意じゃないから、どうしても会話がうまく続かないのだ。本当はもっと話...
2025-02-15 15:42:58 +0000 UTC
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「はぁぁぁ……。疲れた。だるい。もう寝る。」
俺は家に帰ると、荷物を放り投げて一直線にベッドへ向かった。日曜日だというのに無駄に会社付き合いとして外に出た。上司をヨイショするのが本当にダルくてダルくて仕方がなかった。
今どきこんな会社が存在していていいのだろうか!入る会社絶対に間違えた。
「明日もふつーに仕事だし……やってらんねぇ。………。」
ベッドに着替えもしない...
2025-02-10 15:30:48 +0000 UTC
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今週1本も投稿できなくてすみません🙇♀️
今日間に合わないので明日投稿させてください。2月10日〜16日の週に3〜4本投稿します!
明日からは更新頻度あげられると思いますのでよろしくお願いします。
2025-02-09 14:52:41 +0000 UTC
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1月のご支援ありがとうございました!2025年がもう12分の1終わったと考えると恐ろしいですね……!今月までリアルが忙しく、なかなか投稿頻度があげられなくて申し訳なかったです。しかし2月からは落ち着くと思われるのでたくさん小説書いていきたいと思います!!アイデアのみが書かれてる下書きが多すぎて大変なことになっています笑
1月はお正月や成人式といったイベントがありましたね。...
2025-01-30 15:00:00 +0000 UTC
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「今日家来ないか。」
「……っ!?は、はぁ!?なっ、何言って、んだよアホ!」
人がいない旧校舎の一室に大きな怒声が響き渡る。
「そっ、そんな急に言われても、心の準備ってもんが……。」
「え?恋人の家で遊ぶのって心の準備いるものなのか?」
俺は目の前の恋人……ダイキに向かって疑問を投げかけた。
ダイキはこの付近では超のつく有名人だ。悪い意味でだが。
元々目つきが悪くいつも...
2025-01-29 15:29:52 +0000 UTC
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「ここが、脱毛サロン……!」
俺は今、脱毛サロンの前に立っている。
ずっと脱毛に興味はあったものの今まで勇気が出ずにいた。でも、それも今日でお終いだ。
噂によるとここは個人経営でスタッフも少なく、周りの目を気にしなくていいらしい。俺は特に特殊だからな……。
そっと今日脱毛したい場所である箇所に触れる。ズボン越しでもわかるぐらいモサっとした毛が生えていた。
「っ……!...
2025-01-27 14:24:56 +0000 UTC
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「……何の用ですか。」
「え?君が無事に帰れるように見張ってるだけだよ?こんな人気のない道を君みたいな可愛い子が1人で歩いてるなんて危険だよ!もし誘拐とかされちゃったらとか思ったら……でも安心して!俺が絶対に守ってあげるからね♡君に触れた瞬間にもう殺してるぐらいになれるよう、頑張るからね!」
今目の前にいる、早口すぎてもはや何を言っているかよく分からない男。いや、ゆ...
2025-01-21 14:53:19 +0000 UTC
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「ミズキ、ただいま。」
柔らかくて、大好きな声が聞こえてきて僕はすぐに玄関に向かう。
「キョウヤ!おかえり。」
そこでは彼氏であるキョウヤが、僕が来ることを分かっていたみたいに腕を広げて待っていた。
「ミズキ、今日も『いい子』だな。」
そう言われた途端、体がふにゃっとして思わずキョウヤの胸に飛び込んでしまった。
こういうことは1度や2度ではない。それもそのはずだ。僕はSub...
2025-01-17 14:14:48 +0000 UTC
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「魔王〜!!今日もきたぞ!嬉しい?嬉しいか!?」
「勇者……!う、嬉しくなどない!大体、毎日のようにきてバレたらどうするのだ!」
「え?魔王は、俺との関係が世間にバレて終わっちゃうのが嫌なのか♡心配してくれてありがとう。」
「な!都合のいい解釈をするな!別にお前がこなくても寂しくないぞ!」
ここは魔王城の最上層階。魔王の部屋だ。
俺は昔から勇者としての使命を授けられ...
2025-01-10 12:07:47 +0000 UTC
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「ユキにぃ!久しぶり〜!!」
目が合うや否や、俺のところに真っ直ぐに飛び込んでくる。俺は去年より大きくなったであろう彼を受け止めた。
「ハルヤ、また大きくなったな。」
「!!わかる!?俺ねー、もう140cm超えたの!中学なったらね、ユキにぃに追いつくと思う!」
俺はこれでも180cmはあるのでそんなすぐには追いつかないと思うが、無邪気な眼差しを向ける従兄弟の頭を撫でて肯定する。
...
2025-01-06 07:04:49 +0000 UTC
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12月のご支援ありがとうございました!あっという間に年末ですね。
私は現在進行形で体調不良が続いております🥲熱は引いたのですが症状が治らず。後半はあまり投稿できなくてすみませんでした。リクエストはやり切ることができたので良かったです。みなさんも体調管理にはお気をつけください。
2025年はもっと投稿頻度を上げたいと思います!たくさんお題を投げてくださると嬉しいです...
2024-12-31 13:30:12 +0000 UTC
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「今年もこの時期がやってきたか……。」
クリスマスである今日、街はカップルでいっぱいだった。
右を見ても左を見てもカップル、カップル、カップル。イルミネーションをバックに2人で自撮りをしたり、お揃いのマフラーを身につけたり。
羨ましいという気持ちと妬ましいという気持ちで溢れかえる脳内。俺もあんな風にイチャイチャしてぇよ〜!
俺は周りとは少し違って、男だけど男が恋愛対象...
2024-12-27 15:51:20 +0000 UTC
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「坊ちゃん、おはようございます。ほら、起きてください。もう坊ちゃんは成人でいらっしゃるのですから!」
「んぅ……。ん〜……。」
「寝ないでください!」
朝に弱すぎる坊ちゃんをずっとお世話してきて、もう20年近く経ってしまったかもしれません。坊ちゃんが歩けないときから見守ってきましたが、いまだに1人で起きもしないなんて。
「坊ちゃん!!」
「ん〜……あー、はいはい。」
「は...
2024-12-23 14:59:15 +0000 UTC
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すみません🙇♀️
今週あまり小説を書く時間が取れず投稿できておりません。
月曜日中には投稿しますのでよろしくお願いします。月曜日に投稿するものは16日から22日の週の分だと考えてください。
2024-12-22 14:05:22 +0000 UTC
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「うぅ……。また失敗した……。」
「もうお前センスないからネクロマンシー学ぶのやめた方がいいって。テキトーに剣士とかなっとけよw」
「剣士も無理だろwだってヒョロいしすぐ死にそうだぜ。」
僕は黒魔術を学べる学校に通う学生だ。体術系の才能がなかった僕は、魔術ならいけるのではないかと思って頑張ってるんだけど……。
何だかもう、しんどいなぁ。
いくら頑張っても死霊を従えるどこ...
2024-12-15 13:50:12 +0000 UTC
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「セイヤ全然こないな。」
「どうせまた寝坊だろう。バカはほっといて行くぞ。遅刻する。」
「とか言って、結局マヒルは待ってるよね。」
「待たなかったらひどい癇癪を起こすからな。」
「ははっ。マヒルはセイヤのこと赤ちゃんか何かだと思ってる?」
「アサトの前で癇癪を起こしてないだけだ。」
俺とマヒルはいつも通りの待ち合わせ場所でセイヤを待っていた。
俺たち3人は小学生からの仲...
2024-12-14 15:26:33 +0000 UTC
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「社長、今後の予定についてですが。3日後の午後から××社が社長と会談したいと。それから、5日後ですが……。」
「あー、どっちも蹴っといてくれるかな?もう今週はスケジュールいっぱいだっての。」
「はい。私もそれが最善かと。すぐに手配いたします。」
コツコツと靴音が聞こえる廊下に響く声。
圧倒的なカリスマ性を持つ若社長と、冷たい表情だがやることなすこと全て的確な秘書。
2人が...
2024-12-08 15:20:30 +0000 UTC
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「お疲れ〜。昼休憩いこうぜ。」
同期に声をかけられて、俺はパソコンから顔を上げた。いつの間にか昼休憩の時間になっていたのか。
「随分集中してたな〜。新人教育がうまく行ってないとか?」
「いや、むしろよく出来すぎてるぐらいだよ。仕事が終わったら新しい仕事が割り当てられるだけだから、働き損だよな。」
そう言いながら俺は立ち上がり、体を伸ばす。
「ん゛〜〜……はぁ。よし、昼...
2024-12-07 15:02:47 +0000 UTC
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11月のご支援ありがとうございました。今月はリアルがかなり忙しく、あまり小説を書く時間がとれなくてすみませんでした。来月まで忙しい予感がしております……!少なくともファンボックスの方はしっかり更新していきますので、応援していただけたら幸です。実は案だけ書き留めておこうと、下書き20ぐらいある状況です笑
11月は急に寒くなりましたね!私はこたつを出しました。一度入るとな...
2024-11-30 14:30:50 +0000 UTC
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「「「かんぱ〜い!!」」」
俺は飲み会……という名の合コン……いや、もっと言うとワンナイト目的のやつが集まる場所に来ていた。
「今日みんなレベルたけ〜♡イケメンばっかり♡」
「お!早速発情してる子発見♡なぁなぁ、あんたちんぽが欲しい側だろ?こんなメス顔してさぁ〜。」
俺はそこそこのイケメンを自負している。その上オスを誘惑するフェロモンがムンムンらしく、こうやって座っ...
2024-11-30 14:07:45 +0000 UTC
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俺はユウヒ。その辺の一般大学生だ。人と違うことがあるとすれば、少し、というかかなり性欲が強いということだ。
性の目覚めも早く、早々に脱童貞をしたはいいものの巨根すぎるがゆえに、現在セックスの相手をしてくれる人はなかなか現れなかった。
俺は連日ムラムラしながら赤黒い巨チンを持て余していたのだが……。ここで奇跡が起きたのだ。
何と、ある日突然ゴブリンが異世界転移してきた...
2024-11-28 15:33:18 +0000 UTC
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「久我、お前は何度言っても治さないな!そのだらしない格好をやめろと何回注意したらいいんだ!」
朝から何やら廊下が騒がしい。まあ、十中八九というか確定であいつだとは思うが。
教室に行くために俺は歩みを進める。段々と声がはっきり聞こえるようになって、生活指導に怒鳴られてるやつの顔が見える。
「おお!来栖。生徒会長としてこの阿呆になんとか言ってくれないか?」
そう言って、...
2024-11-22 15:34:46 +0000 UTC
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