(①の続きです)

(※思ったより長くなってしまったので、記事を2つに分けました...!) 先日から唐突に左手デバイスが欲しくなり、悩んだ末にDOIO KB16というマクロパッドを購入しました。 振り返ってみると思いの外いろいろあったので、購入にいたるまでの経緯と届いてから使えるようになるまでにやったこと、音楽制作作業との相性につい...
https://tekitoudog.fanbox.cc/posts/8432190
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さて、いよいよ設定...と思って進めていたら、やらなければいけないことがいくつか湧いてきました。
デフォルトではVIAという、ブラウザからアクセスできるキーエディタを使って各キーに操作を割り当てていきます。このままでもかなり多機能で、軽めの用途であればここで全て済みます。
(QMKというデバイスのオンボードメモリ上のファームウェアがあり、それに設定を書き込むためのプラットフォームがVIA、という感じです。)
...
ところが、キー配置を考えながら設定していたところ、自分の要件だとやっぱりレイヤーが足りない、また、装飾キーを組み合わせた切り替えのためにタップ/ダブルタップ/ホールド (TapDance)の設定が必要でこれはデフォルトのVIA経由だとできない、ということがわかりました。
調べてみると、VIAのかわりにVialというキーエディタ (プラットフォーム?) を使えるようにするとTapDance (タップ/ダブルタップ/ホールド/ホールドタップ切り替え)の機能が設定可能になり、また、有志の方が公開しているVial対応ファームウェアを導入することでレイヤー数を12に増やせるということでした。
(※ここからは、第三者の制作したファームウェアやアプリを導入します。
自己責任でお願いします。)
https://www.reddit.com/r/MechanicalKeyboards/comments/ya82hm/doio_kb16_megalodon_trip_knob_macroapd_has_been/
redditで有志の方が配布しているこちらのファームウェアを導入しました。
導入手順は上記のredditのポスト内のGitHubへのリンク先に記載の通りに行いました。
・GitHubへのリンクから
「doio_kb16_rev2_vial.bin」をダウンロード (後で使用します)
・「QMK Toolbox」というファームウェア書き込み用のソフトをインストールする
https://github.com/qmk/qmk_toolbox/
・「QMK Toolbox」を立ち上げ、KB16の左上のキーを押しながらPCにUSB接続する
・「doio_kb16_rev2_vial.bin」を「QMK Toolbox」上部のドロップダウンメニューにドラッグする
・「Flash」をクリックして書き込む
・終了したらUSBケーブルをつなぎ直し、バックライトのLEDが点灯したら成功
とのことです。
QMK Toolboxの注意書きによると、Apple Silicon搭載のMac環境ではRosetta経由で起動したほうが良いかもとのことなので、私はそうしました。
公式サイトでダウンロードできるアプリから、もしくはブラウザから直接キー配置を設定することができます。
https://get.vial.today/
操作方法等の詳しい使い方は割愛しますが、VIAにはなかったTapDanceの項目からタップ/ダブルタップ/ホールド/ホールドタップの設定が可能です。
やりたかったことのうち、
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→一部の「ショートカットがない」「登録すらできない」操作をどうにかしたい
たとえばピアノロールのMIDI変形関係の操作 (x2、/2、Legatoなど...)
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これですが、KB16単体ではできませんでした。
事前のイメージとしては、上記操作はキーの登録自体ができないので
・マウスカーソルの現在位置を記録する
・マウスカーソルを[x2] [/2] [Legato]などのボタンの位置まで移動
・クリック
・マウスカーソルを元の位置に戻す
みたいな内容で実装できないかな〜とうっすら考えていました。
考えてみればそれはそうなのですが、QMKはキーボード用のファームウェアなのでマウスカーソルを指定座標に移動するとか、現在のマウスカーソル位置の座標を取得する等の操作は単体では実装できませんでした。
(マウスボタンやホイール、「キーボード操作による」マウスカーソル移動等は問題なく設定可能ですが、今回の用途には合いませんでした。)
マウスカーソルの操作が可能なマクロアプリと併用すれば実装できそうな気がしていますが、こちらは試していません。
(Macで手軽に実装できそうなものが見つかりませんでした)
Vialの導入により前項以外のやりたかったことはすべて実装できるようになりました。
ひとまず諸々の問題が解決したところで実際にショートカットを割り当てて作業で使用してみたのですが、別の部分で気になるところがでてきました。
40~50ほどの操作を16キー+3ノブで賄うためにレイヤー機能をたくさん使用したところ、キーの同時押しが増え、かなり操作が煩雑になってしまいました。
また、ノブの方にも相性の良さそうな操作をいくつか割り当てて試したのですが、そもそもノブ操作のために手の位置を少し移動する必要があり、通常のキーボード操作と比べたときに優位性をあまり感じることができませんでした。(このあたりは手の大きさなども関係あるかもしれません)
効率化のためキーボード操作を左手だけでできるようにしたら、結果として別の部分で手数が増えてあまり意味がなかった、むしろ学習コストの分だけ余計に大変...という感じでした。
ということで、私の制作環境においては左手デバイスは作業効率化には繋がりませんでしたが、映像制作やイラスト制作など、使用頻度の高い操作をノブに割り当てられそうな作業では結構効果的なデバイスなのではないかと感じました。
たとえば、
●映像制作
・再生ヘッドの移動
・縦、横の拡大縮小
・スクロール
●イラスト制作
・拡大縮小
・傾き
・ブラシサイズ変更
などの操作はノブと相性がよさそうです。
あくまで自分の場合はこうだった、というものですので、ご自身のショートカット操作とうまくハマりそうならぜひ試してみてください...!
設定の自由度が相当高いのでアイデア次第では化けると思います。
鹿......
ていぬ
2024-08-26 08:04:14 +0000 UTCいぶき
2024-08-26 03:58:56 +0000 UTC