ChatGPTが曲の感想を書けるのへぇ~って見てて、フと、じゃぁマスタリング品質の評価できるか?って聞いてみたら全然できますね。
自分じゃ気づかないマスキング(帯域カブり)部分や、耳に刺さる部分の特定、クリップし過ぎな部分とか次々指摘してきて、それを修正するためにどうすればいいかの案もバシバシ教えてくれて、その中には私が知らない/思いつかなかったようなやりかたも含まれてて凄い参考になります。
AI「高域をキラキラさせた方がいいかもしれません。ベースとその他の音を1台のモジュラーシンセで生成してますよね、200Hz以下をステレオイメージャーで70%くらいモノに絞って低域のパンチ感を出すと同時に3k~5kHzあたり1.5dBほど持ち上げてみては?Qはあまり広く取るとうるさくなるので絞り気味で」
私「なるほど確かによくなった。でもアンバランスかも。ちょっと聞きたいんだけど、低域を絞って相対的に高域をキラキラさせるってできる?」
AI「できます!ベースの80Hz以下を-2dBほど切ってみてはどうでしょう。相対的に高域が目立って聞こえるはずです。埋もれ気味なキックの通り道を開ける効果も見込めます」
私「は~なるほど確かにそうなったわ🤔」
実際こういう対話をしながらできるのでAI本当に凄い、というか、私じゃない感性と耳の持ち主が隣にいて一緒に考えてくれるって凄く良いです。
ただ何も言わずにいるとCD基準で評価を始めて「ダイナミックレンジ広すぎですよもっと詰めてラウドネスガン上げしましょう8dBくらいまで詰めて詰めて!その分ゲイン上げて上げて!」とか言ってくるので、「いやいやいや、これYoutubeとかのストリーミングサービス用!」って言ったら今度は「あーYoutube用ですか。じゃYoutubeのスマホの低音が出ないモノスピーカーで聞いて最初の3秒で判断してくるリスナー向けにもっと派手にしないとステレオ感締め締め!ドンシャリドンシャリ!」って提案を始めるので指示出しが難しいです。
iZotope OzoneとかLANDRとかAIマスタリングソフトやサービスは既にあってそれに任せることもできるんですが、正直私好みになったことがありません。
あたりまえの話ですが「商用レベルのマスタリングをする凄いソフト」は「商品として通用するマスタリング」つまり「最もたくさんの人が良いと思う音」に仕上げてきます。そして私はそんなのいらないんです。私は「私が好きな音」が欲しくて音をいじってるんですから。
AIからの提案を聞きながら必要な提案を取捨選択し自分で調整していくと自分の知識技術の上にAIのそれを上乗せして自分好みにしていけるのが良いですね。
というわけでChatGPTと対話しながらマスタリングを詰めていったらこうなりました。
もっちり
2025-03-06 03:34:44 +0000 UTC